このブログにはうどんのことしか出てこない。

こんにちは。
編集部の長嶋です。


遅めの夏休みをいただき、香川へ行ってきました。
目的はそう。うどんですね。

前置きは抜きにして、早速うどんのことを振り返っていきます。


1杯目:かわたうどん
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のっけから変化球です。

18時ごろ高松空港に着き、レンタカーでホテルへのルートを検索。
道すがらに人気店「もり家」があると知り、嬉々として目指すもなぜかお休み。

代わりに近隣のお店を探してヒットしたのが、ここ「かわたうどん」でした。
香川のうどん屋さんは基本的に朝方。21時までやっている店は貴重です。

「かわたうどん」の食べログは3.2。そこそこのスコアですね。
お店の名物を、ということで選んだのがこの「味楽るうどん」。
ネーミングのいなたさにグッときます。

山芋、牛肉、卵がのったぶっかけうどんに、すだちとわさびでアクセントを加えながら食べすすめる、非常に個性的なうどん。
甘めの味付けに牛肉の旨味ととろろがあわさって、まず一口目から劇的にうまい。
麺のコシと、口の中をなでるような質感。強い味つけをしっかりと受け止めそして打ち返す、これぞ香川のうどんか!という衝撃の初接触でした。

ここは、「高松のおすすめうどん◯選」とかに選ばれるような有名なうどん屋さんではありません。
にもかかわらず大変においしい。さすがのうどんポテンシャル。侮れない。



2杯目:釜あげうどん 長田 in 香の香
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釜あげうどんの名店。店名に掲げるだけあって、大体の人が釜あげを食べています。
桶に入った釜あげうどんを囲むグループもちらほら。

食べログスコアは4.1。食べログにばかりとらわれるのもなーと思いつつも、高く評される理由を知りたがるのが人の性。
釜あげと冷やし、どちらも頼んでみました。

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まずは冷やしから。まさしくフードポルノ、というビジュアルですね。つやっつや。
「コシの強さ」というわかりやすい水準ではない、なんともいえずやわらかいのに歯ごたえのある麺。噛むたびに感じる甘さ。
いりこ出汁の利きまくったつゆは、いわゆるうどんのつゆの既成概念を打破する味わいでした。この例えが適切かどうかはわかりませんがラーメンのつゆに近い感覚。

本命の釜あげは冷よりも甘さが際立ち、やわらかくもたしかな噛み心地があります。
インパクトはないけれど、じわじわくるおいしさ。原始的なうどんのうまさを知りました。
トッピングなども最小限で、ストイックな美学を感じるお店。



3杯目:元祖しょうゆうどん 小縣家 (おがたや)
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超有名店であり、個人的ベストうどん。
太め、コシ強め、ツヤ強めの麺に、自分でおろした大根おろし、ねぎ、すりごまを好きなだけかけて、すだちをしぼり、そして醤油をひとまわしして食べる。

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これぞ完璧な調和!各種トッピングが主張しあいながら、麺をしっかりと引き立てる。どれかひとつ欠けていても成立しない美味しさだなと。麺そのもののうまさが前提としてあるわけですが、料理としての完成度の高さに驚きました。

大根、すだち、ねぎ、ごま、しょうゆ。この組み合わせは黄金比ですよ、ぜひご家庭でうどんを食べる際は試してみてください。



4杯目:うどんバカ一代
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釜バターうどん発祥のお店として知られるこちら。
あつあつのうどんにバター、たまご、胡椒、醤油で召し上がります。トッピングの揚げ物類はセルフ方式。

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卵をオン。見目麗しいです。

決して広くない店内には、入れ替わり立ち替わりにたくさんの人々がやってきて、一心不乱にうどんをすするすする。
地元の中学生が席につくやいなやすごい勢いでうどんを吸引し始めた様子がとても微笑ましかったです。これぞ文化だなー。
もっちりしつつ、つるっとした軽やかさも持つ麺。まろやかな味付けとよく合いました。こちらもぜひご自宅で試して欲しい食べ方です。



5杯目:本格手打 もり家
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おいしいかき揚げが食べたい!という思いにフルスイングで応えるのがここ「もり家」。
初日の雪辱を晴らすべく、再訪しました。

名物はおろしかき揚げうどん。とにかくでかいかき揚げが目を奪います。というか、かき揚げの印象が強すぎて、麺に関してあまりコメントが思いつきません。おいしかったんだけどね。
高松で揚げたてのかき揚げが食べられるお店は意外と少ないので、揚げ物ラバーにとっては外せません。




以上。香川うどんレポートでした。


せっかくなので、うどんにまつわる書籍もご紹介。

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

村上春樹の名作長編。主人公が高松駅でうどんを食べるシーンをはじめ、香川を舞台にして物語が進んでいきます。
大好きな小説のうちの一つ。四国に行きたくなります。

辺境・近境(新潮文庫)

辺境・近境(新潮文庫)

こっちは村上春樹のエッセイ。細やかな目線でうどんについて掘り下げています。
以下のブログ記事もおもしろかったので、あわせてご覧ください。
www.s-ichiryuu.com

うまひゃひゃさぬきうどん

うまひゃひゃさぬきうどん

広告業界の有名人さとなおさんがうどんについて情熱たっぷりに語る一冊。
うどんとはカルチャーである、と知るきっかけになりました。以下でも読めるみたいです。
さとなおのさぬきうどんスペシャル!|さとなおのおいしいスペシャル

さくらえび (新潮文庫)

さくらえび (新潮文庫)

ご存知さくらももこのエッセイ。「ヒロシの挑戦 しまなみ海道」というエッセイの中でうどんについて書かれています。
「小縣家」も登場しますよ。四国の魅力が感じられる話で、するんと読めます。おすすめ。

さて、いてもたってもいられなくなった東京のみなさまは、このあたりをどうぞ。


おにやんま/中目黒
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131701/13199054/


山下本気うどん/渋谷
https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13213686/


それでは、いいうどんライフを。

編集:長嶋