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文学中毒 4月 『騎士団長殺し』

こんにちは。
編集部の長嶋です。

月末恒例の『Shopping Addict』、公開しました。

www.houyhnhnm.jp

編集部員がガチで欲しいものだけを、主観的に紹介する定番企画です。(いまさら?)

そんなフイナム随一の人気企画にあやかって、好きな小説/文学を紹介してみます。
アンプラグド校了して少しだけ時間もできたことだし。



騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編

騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編

騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編

騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編


今朝読み終えたてホヤホヤ。
村上春樹の『騎士団長殺し』。


村上春樹は自身の長編小説を「総合小説」と呼んでいます。一つの物語の中に、いくつもの筋が存在し、あらゆる要素が詰め込まれたものを「総合小説」というそうです。

例えばミステリーは(例外はあるにせよ)、謎解きというシステムに全体が集約されていて、伏線が回収され謎が明かされながら、読後にはすとんと腑に落ちる感覚を得られます。それは読書の一つの楽しみですが、村上春樹をそういう姿勢で読むと「あれ?」と肩透かしを食らってしまう。

彼が描くのは、観念であり、闇であり、人の感情です。そこにあるのは、明確なオチやどんでん返しではなく、示唆と想像の入り口。形なきイデアと現実の社会とが複雑に絡み合う中で立体的に立ち上がるのが、村上春樹の描く物語なのだと思います。


騎士団長殺し』は、そんな「らしさ」を存分に備えながら、とても読みやすく、実に美しい流れを持った小説でした。
過去の長編に比べて、タイトに切り詰められていて、すっきりと読みやすかったです。謎が謎としてスマートに機能していて、これは広くオススメできるはず・・・!


作中で丁寧に語られる「創作にまつわる姿勢や考え」には、村上春樹自身の執筆へのアティチュードが反映されているのでしょう。教訓を拾い上げることもできる一方で、茫洋としたイメージだけを心に留めておくのもまた正しい読み方。どのパーツが自分にとって重要なのか、選択できるのも読書の楽しみです。


と、ここまでずらずら書いてみましたが、最後に一つ格言っぽいものを。


「物語を説明する最良のテキストは、その物語の全文でしかない。」


もうほんとこれだけ。ここまで書いといてなんやねん!って感じだけど、やっぱりこれに尽きます。ぜひ読んでみてください。


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それでは〜!


編集:長嶋

クイズに答えてニューヨークに行ける! ナイキがエア マックスにまつわるスペシャルなクイズ大会を開始します。

どうも、こんにちわ、山本です。


ナイキがオンラインでやっている消費者参加型のスニーカーにまつわるクイズ大会「NIKE+ SNKRS CUP」のスペシャルバージョンとして「AIR MAX」ラウンドが、本日21時からスタートするようです。

しかも、今回は「AIR MAX REVOLUTION TOKYO」の会場で行われる決勝ラウンドで優勝すれば、ニューヨークで行われる「AIR MAX BESPOKE iD by NikeLab NEW YORK ツアー」に連れて行ってくれるという大盤振る舞い!

NIKEiD Bespoke」とは↓
www.houyhnhnm.jp


VOTE FORWARD」に「AIR MAX REVOLUTION TOKYO」、さらにはこちらの「NIKE+ SNKRS CUP」まで。きたる「AIR MAX DAY」に向けて、エア マックスの生誕30周年を祝うには相応しい魅惑のコンテンツが盛り沢山。

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なんにせよ挑戦するのは無料。まずはこちらの公式サイトで詳細をチェックしてみましょう。

久しぶりに買った写真集。

『フイナム』をご覧のみなさま、こんばんは。村松です。

編集部は、雑誌『フイナム・アンプラグド』が校了間近。

長期戦だった編集作業がやっと終わると思うだけで、気持ちがほっとします。

発売日は3月24日(金)。

そんな状況なので、このブログもなかなか更新されませんが、

せっかくなので前回に続いて書こうと思います。

 

 

つい先日、久しぶりに写真集を購入しました。

2月の「SHOPPING ADDICT」で紹介した〈クレプスキュール〉の一冊です。

買った理由は、ぼくがよく仕事をお願いする写真家の松本直也さんと

スタイリストの檜垣健太郎さんが作ったというのもあるけど、

ここに載っている写真を眺めていると、

どこか心があたたかい気持ちになるから。

名だたる写真家がつくったものよりも距離感が近いというか。

今回は「SHOPPING ADDICT」であまり載せられなかった

中ページを中心に紹介します。

 

 

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装丁はなにもない無地だけど、なんとも言いづらい独特な色使いが印象的。

ぼくが買ったブルーのほかに、3色あります。

 

 

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被写体は、友達やその家族。

〈クレプスキュール〉の服を着て、

はしゃいでいたり、笑っていたりする姿が印象的。

前書きやキャプションといった文章はなにもないけど、

その場の雰囲気が数々の写真からよく伝わってきます。

 

写真の余韻が残るように、

余白を大胆に使った米山菜津子さんのブックデザインも素敵です。 

 

値段は3,800円。

本屋やオンラインでは売っていないので、写真集が気になるかたは、

オーバーリバーに問い合わせてみてください。

overriver.com

 

 

村松 諒